言い合いを起こした後、またもしっかりと怒られてナナミとピリカは就寝。
そんな中でジョウイの強い決意を表すような会話イベントがコレ。
これまでのことを思い出しながら、ジョウイは
自分のすべきことを見出そうと、主人公に自分の胸の内を語ってくれる。
主人公だけは自分の味方。
ジョウイだけは自分の味方。
お互いにそう信じてやまなかったから話せたこと。
違う境遇で育ったと言え、兄弟以上の強い絆で結ばれて生きている二人。
主人公が羨ましかったと話すジョウイの言葉には、
深く自分の家族の事が含まれていて聞いていても切ない。
ずっと憧れていた外の世界に飛び出して、
眺めることしかできなかった主人公に声をかけて貰えた。
それがとても嬉しかったのだろうと、ジョウイの心情を読みとれる気がした。
軍に戻る以外なら何でもできる。
トトの村で助けられて、ピリカの家族と過ごした数日間。
その中でジョウイは自分の中で埋まる事の無かった
何か足りないことの、その存在に気付けたんだと思う。
それを必死で守ろうとしたけれど、力の無いジョウイは
結局自分に必死に縋ってくる「お兄ちゃん」と呼んでくれた
少女のピリカすら守れなかったと思ってる。
それが悔しくて、歯がゆくて、力がないことを悔いていたから
レックナートの言葉に揺らいだんだと思う。
「力が欲しい」
ただそれだけ。
そして非力で、たとえ小さな力だったとしても
ジョウイは戦いを終わらせることを願い、戦い続けることを決意したんだ。
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