ベストラットを倒して、暫くも進まないうちに上に上がる梯子を上って出た先は…
なんとコボルト居住区だったのです!
しかもリドリー将軍に見つかってしまった主人公一行。
「なんだ?」と聞かれて「スリを追っていて…」なんて言ったら
またややこしくなってしまうので、見兼ねたフィッチャーはチャコの存在を隠して、
リドリーの話を聞くために来たと、なんともまぁ、口から上手く出まかせを・笑。
その誠意を受け取って話だけは聞きましょう…と、
突然怒り出した訳を話してくれるのでした。
昨夜コボルト軍はパトロール中に怪しげな人物を発見し、追走。
しかし途中でその人物は見失ってしまいます。
けれどその人物が落とした密書を入手。
それはトゥーリバー市全権大使マカイと王国軍第三軍軍団長キバとの間で結ばれた
密約の書状だっと言う話。
リドリー将軍はこの話を知っているか?とフィッチャーに尋ねますが、
フィッチャーはマカイから信頼されてはいるものの、
ミューズから流れてきた新参者だからそんな話は聞かされていないと
(たぶん)真剣な表情で答えます。
落とされた密書には「休戦協定」の内容が書かれていたらしく、
その言葉を聞いてフィッチャーは素直に喜び、戦争が一時的でも
終わるのならば「ありがたい」と口にします。
ところがリドリーはそんなフィッチャーに憤慨し、怒鳴り付けるように口を開き
庁舎で自身が怒り心頭してた理由を述べてくれます。
トゥーリバー市と王国軍が休戦協定する為の条件として、
コボルト居住区の領地と支配権を王国軍に渡す。
というものでした。
これにはフィッチャーも驚きのあまり声を上げ、それは偽物です。罠です!
とリドリーを説得しますが、リドリーは聞く耳を持ちません。
リドリーは決して人間に対して偏見を持っている訳ではないと思いますが、
人間やコボルトである自身がウィングボードに対しては
偏見を持っていることは理解していると思います。
だからこそ、人間がウィングボードに向ける目線をコボルトに向けてもおかしくないと。
軍人としても自分の一族を守ろうと必死になるのは当たり前だと思います…が、
まぁ、落とされた密書…というのはかなりベタな手なので、ちょとアレですけどね・笑。
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