キャロの街に到着したら旅の一座とはお別れ。
この時、ジョウイの言葉をよく読んでおかないとArionのように迷子になります。
真面目に読んでたんですが、理解し得てなかったArionは
主人公の家が分からず、街内をくまなく歩き回ったという。
どの家に入ってもストーリーは進まないし…
進展もしないし…あの時はほとほと困りました。
答えは街の入口、向かって左手側の道場。
街の中をずっと探していたので、そりゃ見つからないわ…と思いました。
あ!
この時、家に帰る前にちょっと寄り道して下さい。
道場に入る前に北(画面上)に行けます。
着き当たり、その場所に大きな1本の木が立ってるんですが、
その木に向かって○ボタンを押すこと3回。
主人公の動きに反応があって、3回目を終えると主人公の後ろに何かが・・!!
コレがムクムク!
むささびで幻水シリーズ毎回恒例の「まみむめもメンバー」
ムクムクは昔からの主人公の友達だそうで、ここで仲間にしておかないと
結構後にならないと仲間になってくれないという面倒なキャラ。
こう見えてもちゃんと宿星のメンバーなので、
出来ればこの時点で集めておいた方が絶対いいです。
宿星:ムクムク(地魔星)(後106人)
グリンヒルの森が出身らしく、ここで仲間に出来なかった場合は
パーティを5人以下にしてグリンヒル周辺を歩くと、
いつの間にか仲間になっていることがある。
むささび隊のリーダー格でマントの色は赤。
ムクムクは主人公、ジョウイとナナミ三人にとって幼馴染と言っていい程友達で、
小さい頃から一緒にいた設定です。
というのも、ゲーム付属の説明書裏表紙にはしっかりとムクムクの姿が…!
公式設定でもグリンヒル周辺の森が出身のムクムクが、
時折ハイランドまで遠出していた…という話ですから、
主人公達に会いに行っていたのでしょう。
また詳しく言えば傭兵隊の砦で捕虜をしていた時、
2日目のお買い物終了時にレオナ・バーバラ・ゲンゲンは
仲間になったというカウントになっています。
宿星:レオナ(地飛星)
レオナはトトの村出身の32歳。
序盤から終盤までずっとお世話になるパーティ変更のお姉さんです。
非常に面倒見のいい性格で、子供好きで「めんどうだねぇ」と言いつつも
色々と世話を焼いてくれたり、寝れない主人公にも
美味しそうな飲み物を出してくれることも少なくはない。
戦闘、戦争には一切参加しない後方支援キャラであり、
本拠地では酒場の経営に精を出してくれます。
よき相談相手のお姉さんです。
宿星:バーバラ(地損星)
レオナ同様に序盤から終盤までお世話になるバーバラは倉庫番。
腕っ節のいい強さと気の良い性格で傭兵達を仕切っている36歳の女性。
こちらも見た目通り、戦闘・戦争には一切参加しない後軍部隊です。
公式設定ではバーバラの出身は悲劇のノースウィンドゥ。
つまりビクトールと同じ出身であり、二人は同郷のよしみなんですね。
因みにネクロードが来た時には、既にバーバラは
リューベに引っ越していたらしく、難を逃れています。
また、実はバツイチらしく、結婚していたという話。
宿星:ゲンゲン(地短星)(後103人)
トゥーリバー市コボルト領出身のゲンゲンは現在17歳という、
思いの外、若い戦士でした・笑。
いつも陽気で元気いっぱいのゲンゲンはコボルト族1の勇士らしいのですが、
武器名が「スゴイ剣」とか「とってもスゴイ剣」とかなので、どうも信憑性が…
序盤は戦闘キャラが少なく重宝するキャラではありますが、
中盤に差し掛かると、扱い易いキャラが増えてくるので、どうしても影が薄くなります。
軍役は歩兵隊頭領で、戦争には参加しません。
長くなりましたが、ムクムクを仲間にしたら、いざ道場内へ。
道場内は誰もいないので勝手口から裏に回ればいいんですが、
この時もちょっと寄り道… ベッドの置かれている寝室で、
ベッドに向かって○ボタンを押せば「自分のベッド 懐かしい匂い」とか、
他にも花瓶に向かってボタンを押せば「アマリリスを生けた花瓶」とか
机の上の食事に向かって押せば「ナナミの作った酢豚 懐かしい匂いだ」など、
逐一主人公目線の一言が出るんです!!これは凄い!!
とどれもかしこも○ボタンで検索。
特に面白いのが勝手場…!「おやつが隠してある」とか
「ほうき 掃除当番忘れずに」とか相当細かく説明があるので笑える。
これ考えた人すごいなぁーと感心してしまった。
だっていち背景としか思ってなかったものがより身近に感じるからね。
そう説明書きが出されれば、主人公達の世界がよりリアルに感じる事が出来るし
他にも探す楽しみを見つけられる!
ついでにじぃちゃんの部屋の文机に向かって○ボタンを押せば
「?本」(図書館アイテム)が手に入りますので忘れずに!
だいたい調べ終えたら勝手口から裏に回ります。
無茶苦茶明るい主人公の義姉ナナミが相当面白い出迎えをしてくれる。
ホントに登場が強烈過ぎて最初見た時の衝撃は忘れられない。
主人公が大人しそうな設定だったのに対して、
姉のキャラクターが強烈過ぎる…でもまた、そこがいい。
過保護なおねぇちゃんというイメージが枠にピッタリはまるけど
ナナミはかわいいので全然苦にならなかった。
おバカなキャラしてますが、結構頭の回転は速いみたいで、ホントはしっかりしてます。
でも壁に叩きつけられた時は流石に噴いた。
平和に主人公達を迎えてくれると思っていたキャロの街でしたが、
どうも様子はおかしく、街の人たちは余所余所しく、白い目で主人公を見つめます。
ナナミに話を伺うと(って言うか、勝手に話してくれますが・笑)、
主人公達が属していたユニコーン少年兵の全滅の知らせは王国中に広まり、
勿論ナナミも主人公とジョウイのあんぴを気遣っていたました。
ところがラウド隊長が道場を訪ねて来て、主人公が帰ってきたら知らせるように。
と言付かったらしいんですね。
そして街中に立てられた知らせには
「裏切り者の二人組が少年兵の中に紛れ込んでいた」
紛いな事が書かれていたとか…
ここまで言われたら、もう分かりますね。
ラウド隊長は主人公とジョウイを都市同盟の裏切り者に仕立て上げ、
彼らが都市同盟と内通してた為にユニコーン隊は全滅した…
ということにして、自分たちの行為を隠したのです。
勿論、主人公の身の潔白はお嬢達自身が一番よく知る所…。
そこでナナミは「逃げよう!」と提案します。
「私は主人公の味方だからね!」と言ってくれるナナミにじぃぃーんと来ました。
早速逃げるわよ!と息込んだナナミに引っ張られるように道場に入ろうとすると
ドンっと壁に押し付けられて押し返され「忘れてた!」と、
今度は裏庭の小さな墓の前に連れて行かれます。
もうどうにでもしてくれ…という感じです。
もう帰って来れないかも知れないから、じいちゃんに挨拶しとかないとね。
そう言って、主人公にゲンカクの墓に手を合わせるようにいいました。
死んだじぃちゃんに祈りをささげるその動きはやっぱり感動。
わたしたちのこと、めいっぱい見守ってね。
ナナミの言葉が心に沁みます。
ではナナミがパーティに入って来たら、脱走劇開始。
宿星:ナナミ(天寿星)(後102人)
言わずも知れていると言う主人公の義理の姉ナナミ。
戦災孤児だった二人を引き取って(養子にして)育てたのが、
じいちゃんと言われている二人の養父ゲンカクです。
つまりこの3人に血の繋がりはありません。
また二人にトンファーやヌンチャクを教えたのもゲンカク老師。
主人公の年齢は明かされていませんが、ナナミの設定は16歳。
弟というくらいですから主人公は15歳?って思うお嬢も多いかと思いますが、
ジョウイは17歳設定で、ナナミはジョウイに対しても「姉」発言しているので
あんまり年齢は関係ないのかもしれません…(*≧3≦*)
そう思えば主人公の年齢はやっぱり不明。
どうあっても戦争や種族間の仲立ちが大きくテーマになる幻水は
ストーリー上暗くなることが多いんですが、そんな雰囲気を打破するように
主人公と長い間共に行動することになるナナミはよいムードメーカーです。
明るく前向きで、ちょっとそそっかしいけれど、愛すべきヒロインです。
さて、ナナミを仲間に加え(ムクムクもいます)、逃亡を企てた二人は
街を出て行こうとしますが…その前に、道場内の大広間で
ツボを前に○ボタンを押せばナナミが「逃亡資金だ!」と言って
どれか一つを持っていくことになります・笑。
いいのは「ふつうのツボ」が一番高く売れる・爆
そのまま懐かしい我が家を数十分堪能して、道場の門を潜れば
街の人の通報で既に待ち伏せられていた王国軍との強制戦闘になります。
ナナミの「構えて!」との声に合わせて、ナナミと主人公が
共に構えるシーンはお気に入りのワンシーンです。
1戦目は王国軍兵士戦なのであっさり勝てますが…
ナナミとの協力攻撃は単体相手なので、正直あまり使えません(´Д`;)
ここは「お任せ」か1体づつ潰していくのが妥当。
その後、ラウド隊長が登場し、主人公に大人しく捕まるように…と言いだします。
選択肢によってはラウドとの戦闘になるんですが、
現主人公のレベルではラウドは相当強いので勝つのはだいぶ辛く
負けても全く問題ないので、無駄に「おくすり」を消費しない方がいいと思います。
レベルによってはムクムクを含めて勝つことも出来ますが、
勝つとラウドが「お前がこれほどに強かったとは…それを知ってたら…」
と、意味深な発言を残し、結局主人公は連行されます・笑。
っていうかその前に息上がってるはナナミなのに
主人公に対して「練習サボっちゃだめよ!」とか言ってるのが可愛過ぎる・笑。
一方、ジョウイの方も捕まってしまうんですが、
こっちの家庭も色々大変みたいで…
実はジョウイは父親との血は繋がってないんですね。
ジョウイは母親としか血縁関係になく、
母親の連れ子としてアトレイド家に来たらしいんですな。
で、それをジョウイはうすうす感じてはいたものの、
実際には知らされてなかったようで、マルコという名の弟がいるんですが
この子は事実夫婦の息子のようで、ジョウイとは異母兄弟と言う設定。
アトレイド家はハイランド王国の中でも有名な良家の貴族。
なのに家族間のわだかまりの所為で、実家の居心地の悪かったジョウイは
街のはずれに住む主人公姉弟と仲良くなり、益々アトレイド家にとっては
一族の名を汚す、邪魔でしかなかったんでしょうね。
そこへきて「ハイランドを裏切り、都市同盟と内通していた」という噂…
アトレイド家にとっては願ってもいない状況で、これを機会に
アトレイド家当主(ジョウイの義理の父)は家族の縁切ることにしたわけです。
ね、複雑でしょ…?
で、3人(と1匹)はまたも牢屋で合流・笑。
「何故?」という問いに答えてくれるのは、主人公達の所属していた
元・ユニコーン隊の隊長だったラウドが答えてくれますが…あまりにも惨いです。
この時のラウドの台詞は本気で少し悔いているようで、
ちょっと本心から悪い奴じゃないのかも?と思いましたが、
後々ゲームを進めていくうちにそんな気持ちはすっぱりと無くなりました。
処刑場への道でハイランド王国の皇女ジルと出会います。
ルカの妹なんですけど、まぁた可愛げのない感じで、
最初はいけ好かなかったなーと思い出す。
ですが進めていくうちに結構好きになったという…笑。
処刑場に連行され、手と首に縄を巻かれ…既に死刑目前…
王国兵に暴行を加えられしばかれる主人公達を見て、
「これってマジで、バッドエンドじゃね?」と焦ったのも事実でして(οдО;)
途中から殴る音じゃなく、斬るような音になった時は
終わった… と、思いました。
つーかラウドもペラペラ喋っているうちに、
仲間の兵士が遣られているのに気付かないというのは、相当阿呆です。
呑気に「出世街道与太話」なんぞ語ってる場合じゃないでしょうよ。
そう主人公達を助けてくれたのはフリックさんとビクトール!!!!
そのカッコよさと言ったら…もう!!!
その場面で惚れましたな、フリックには。
Story進行にも「ああ、こういうことか」と納得。
そしてビクトールの世話焼きな所も好きになりました!
なんだよお前ら、もう好きだぜ!
この凸凹コンビのコントも大好きで、この章は笑ってばっかりだったな。
主人公たちがいなくなったことに気が付いた彼らの世話係だったポール。
ポールがビクトール達に泣き付いて「助けてやってくれ」と嘆願したらしく、
ビクトールとフリックさんは単身でハイランド領に潜りこみ、
処刑寸前だった主人公達を助けてくれたのでした!!
お人好しにも程がありますよ!!!!!
もう大好きだよ!!!
二人は助かったものの、ナナミは未だに牢屋の中…
「ナナミを助けに行こう」というジョウイの提案を飲んだお嬢が大半でしょう。
しかし、ナナミの強さもぱねぇです。
ムクムクが一緒だと、2人でどうやってか牢屋を抜け出し、
襲い来る王国兵を次から次になぎ倒して、脱走。
じいちゃ直伝の奥義、花鳥風月なんたら~は気になる所ですが、見れず…(´;Д;`)
なんだかんだで合流でき、キャロの街を脱出することになります。
脱走時、街内はエンカウントもないので、焦らなくても大丈夫。
それよりもキャロの街はこの後、終盤まで来ることは出来ないので、
しっかりと見回ってモブキャラとは会話しておいた方が面白いです。
一通り探検も気も済んだら脱出しましょう
さて、今日は疲れたのでこの辺で終わります。
またplayした時には常時、こんな感じで解説、感想、無駄話を載せていくので!
[2回]