初プレイをしてきました(昨日の夜ッス)。
前作VP1に比べればPSからPS2に本体が変わったことで、
大幅にグラフィックが綺麗に、よりリアルになってますね。
台詞に音声(声優)があるのは以前と同じですが、
キャラがドット絵のミニマムサイズから等身のリアルキャラになったことで、
声優さんの台詞もより迫力が増したように感じられました。
特にSTARTする前のOPも綺麗で結構好きです。
最初プレイする前だと、誰の台詞なのか・・・
一体どういう意味なのか・・・さっぱり分かりませんでしたが、
本編をプレイして、アリーシャとシルメリアがどういった関係なのか
理解して再度見るとなかなか面白いOPでした。
「私はヴァルハラへは戻らない!」
とアリーシャが叫んでいましたが、あれは本来アリーシャの中に住まう
ヴァルキリーの一人、シルメリアの声と言葉だったんですね。
また、シルメリアのヴィジュアルは上載のイラストが一番多く、
Arionとしても彼女のイメージがこれしかなく、憂いを帯びた様な
儚げな女性(設定年齢21歳)の印象が強かったんですが、
声優の川澄綾子さんの声はなんとも朗々とした力強い声ですね。
(他にアニメ「RAVE」のエリー役、アニメ「のだめカンタービレ」野田恵役、
「銀魂」下道丸役、「バクマン。」蒼樹紅役など)
ストーリを進める程にこんなに我の強そうな、力強い人なのか・・・と
イラストから受けたイメージのギャップが大きく、ちょっと戸惑っています。
まぁ、先入観から勝手にそう決めつけていただけなのですが、
よくよく考えたら魂を選定するヴァルキュリアですからね、彼女。
それくらい芯の強い女性じゃないと務まらないよな・・・と思います。
逆に本来の肉体の持ち主であるアリーシャがシルメリアとは対照的に
すごく弱々しい・・・というか、自信なんぞ微塵もなさげな・・・
頼りない感じに聞こえました。
こちらはパッケージのイラスト通り・・・と言った感じです。
常に眉尻は下がり、口調もたどたどしくて、自信なさげです。
一応現在のVP世界では世界1の繁栄を見せるディパン公国の第一王女らしいんですが、
幼い頃からシルメリアが彼女の体の中で意識体として覚醒し、
彼女に語り掛けて続けて来たせいで、アリーシャは父(ディパン国王)に見放され、
辺境の地で監禁(軟禁)状態にあっていたようです。
そんな幼少からの境遇の所為で、あんな内向的な性格になってしまった・・・
というのが、公式設定です。
・・・なるほど、納得。
と、とりあえず話はその軟禁状態にあっていたアリーシャの元に、
ヴァルキリーの一人であるアーリィ(シルメリアと1主人公だったレナスの姉)が
襲って来た所からのOPな訳ですね。
シルメリアは過去にヴァルキリーとしてオーディンに召喚され、
忠実に仕事(エインフェリア(人間の魂)の選定)をこなしていたが、
ある出来事がきっかけでオーディンに疑問を抱き、不服従の態度を取ったらしい。
(↑この辺の出来事は冒頭では知らされず、公式設定から)
その所為で無理やり転生させられ、代わりにオーディンは姉のアーリィを召喚。
シルメリアの魂は人間の器に封印されてしまう。←これがアリーシャの肉体。
本来はその器(アリーシャ)が死ねば、シルメリアの封印は解かれ、
魂は展開に召喚、覚醒するはずが、オーディンの施した術が不完全だったため、
アリーシャの肉体内において、シルメリアの魂が覚醒した事態が起きてしまう。
その為にアリーシャの体にはアリーシャ個人の意識と、
シルメリアの意識の2つが入っていることになる。
ただ、シルメリアの中には彼女が集めたエインフェリア(人間の魂)が無数いるらしく、
実際には相当数の魂がアリーシャの体の中にいると思われる。
OP冒頭の大勢の声は彼ら、エインフェリアの声だったみたい。
本来覚醒するはずのないシルメリアの魂が、人間の肉体内で覚醒していることに
気が付いた天界、オーディンはシルメリアの器であるアリーシャを殺して、
シルメリアの魂を再度、天界に召喚するつもりらしく
姉のアーリィをアリーシャの元に向かわせた(ってのがOP部分)。
身の危険を感じたアリーシャはシルメリアの進言の下、
祖国ディパンを目指して旅に出る(ってのが、NEW GAMEのOPムービー部分)。
シルメリア曰く、神(オーディン)はシルメリアの魂をおびき出す為に
アリーシャの祖国であるディパンが攻撃されるだろうと予測し、
ディパン国王(父)に国の危機を知らせ、神々との戦いに備えるように
進言しようとディパンを目指すことになるわけだ。
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