さて時間帯は変わって夜です。
夜と言ったら夜なんですよ。
主観は主人公から少し変わってアナベルに移ります。
深夜遅くにアナベルの自室を訪ねて来たのは他でもないビクトール。
手には酒瓶を1本持っており、一緒に飲もうと言い出すのだった。
公式設定でもアナベルとビクトールは幼馴染らしく、
昔は男とか女とか市長の娘とか関係なく遊んだんだろうなと思う。
簡単な世間話からいつしか今回の戦争の話に移り、
アナベルは都市同盟のリーダー、指導者として
このまま闘いを続けることが本当に最善なのかすら分からないという、
誰にも言えない悩みをビクトールだからこそ打ち明けていく。
ビクトールの言葉にⅤでルクレティアが王子に入っていた言葉を思い出してしまった。
「悩むのはいいです。けど迷わないで下さい。
あなたが迷えば死ななくていい仲間が死にます」
ああ、幻水って考えさせられるよねーって今更に思い直す。
アナベルもビクトールのお互いに惹かれあっていたんだと思う。
けど身分違いの所為でビクトールはアナベルに引け目を感じていたし、
アナベルもまたそれを本気で言い出すような柄でもないしな。
Ⅰでは全く女っけの無かったビクトールに、初めて女性が絡んだ瞬間ではありますね。
[2回]
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