村長は「ユニコーンの儀式など古い、古いおとぎ話だ」と言いますが、
その瞬間、どこからともなく声が聞こえ・・・
姿を現したのは伝説だと思っていたユニコーンでした。
ユニコーンは清らかな乙女であるテンガアールを連れ去ろうとしますが、
それをヒックスが身を呈して庇い、ユニコーンに立ちはだかります。
しかしユニコーンは何かしら紋章のようなものを使い、
ヒックスは全身に力が入らなくなって声を出すことすらできなくなってしまうのです。
今にもテンガアールが連れ去られそうになった時、必死に握り締めた剣を構えて
ヒックスは叫ぶようにユニコーンに言い放ちます。
「僕は戦士にはなれないかもしれないけど、
それでも、デンがアールだけは守る。
そう誓ったんだ、この剣にかけて!!」
なんとも男らしい素敵な台詞じゃありませんか。
これまで戦うことを好きになれず、戦士になることを悩んで来たヒックスですが、
別に戦うことを好きにならなくても、大切なモノを守るために戦うことを覚えたら
きっと一人前の立派な戦士になれると思うんですよね。
そう叫ぶと辺りは眩い光に溢れ、目を開くとユニコーンの姿は消え、
「そなたたちに幸多からんことを願う・・・」と気配を消してしまいました。
村長宅に戻った一行はとりあえず・・・一応、
ユニコーンに気高い戦士として認めてもらえたヒックスを称え、
彼もまたやっと村に帰れるとホッとしたようですが・・・。
「これで村に帰れる」と呟いた彼にテンガアールが「何言ってるの!」と一喝。
主人公にお世話になったのだから、恩返ししなくちゃ!
と新・同盟軍に参加することを表明してくれます。
というか、どこから主人公の素性を知ったのでしょうか、
気になるところであありますが・・・
それに戦争してる一軍に加担する訳ですから、
もっと慎重に決断してもいいんじゃないかと思いますが、
今晩の夕飯を決めるが如く、あっさりと参加決意です・笑。
ヒックスは納得出来ていない様子ですが、
結局は彼女が行く所なら渋々付いて行って、
何かあればテンガアールを守っていくのが彼なんですよね。
なんだか主人公とナナミの関係に似てますね。
ナナミ(テンガアール)の方が気は強いし、発言権も強いんですが、
なにかあれば主人公(ヒックス)に頼ったり、
助けを求めたりと女の子らしい部分もあり・・・
何にしても可愛らしいヒロインに越したことはないのですが。
長い、長いサイドストーリーでしたがこれで
晴れてテンガアールとヒックスが仲間になってくれます。
宿星:テンガアール(天彗星)
ヒックス(天牢星)(後54人)
二人とも前作1からの連続出場で、故郷はトラン共和国(元赤月帝国)の戦士の村。
テンガアールは村長の娘で、本来男性のみの修行の旅にヒックスが心配だから!
と勝手に付き添いを名乗って付いて来てしまっています。
夢は彼のお嫁さんらしく、修行を終えて村に帰ったら即・結婚を考えているという
相当な積極的少女・・・ってもう18歳だから女性か。
ヒックスに対しては照れ屋、素直になれない性格もあって
キツイ態度で接することが多くみられるが、本当は心底心配し彼を想っているよう。
能力的には平凡な感じですが、魔術師でもないのに魔法能力が平均で高く
門の紋章以外は全体でBかC判定なので回復役攻撃役、
どちらにも結構使えます。
また攻撃レンジがLなので、パーティ配置も自由が効き、鍛えれば
終盤まで使えそうなキャラクター。
Arionはルカ戦には専ら使用させてもらっています!
軍役は歩兵隊でヒックスと同じ、戦争には参加しません。
対してヒックスは数多くいる剣装備の戦闘キャラの中では
特に突出した部分もなく、目立った能力もなく・・・将に凡才。
紋章に関してはてんでダメ・・・宿せる場所も1ヵ所しかなく
特に雷の紋章は爆発を起こすので絶対に宿さないように。
テンガアールとの協力攻撃「戦士の村攻撃」は中々協力ですが、
単体攻撃なのと、ヒックスが多少なりダメージを受けてしまうことを考えれば
連発するのは考えものです。
と・・・言った感じで、テンガアールと比べるとどうしても見劣りしてしまうヒックス。
Arionはテンガアールを使ってしまうタイプです。
ごめんね、ヒックス。
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