忍者ブログ

独断と偏見の考察付、完全ネタバレ・ゲームプレイ日記。一部にジャンルが偏りまくっています。

時空と幻想の狭間で・・・

   
カテゴリー「幻想水滸伝Ⅱ」の記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ビクトールとアナベル

さて時間帯は変わって夜です。
夜と言ったら夜なんですよ。

主観は主人公から少し変わってアナベルに移ります。
深夜遅くにアナベルの自室を訪ねて来たのは他でもないビクトール。
手には酒瓶を1本持っており、一緒に飲もうと言い出すのだった。


公式設定でもアナベルとビクトールは幼馴染らしく、
昔は男とか女とか市長の娘とか関係なく遊んだんだろうなと思う。

 

簡単な世間話からいつしか今回の戦争の話に移り、
アナベルは都市同盟のリーダー、指導者として
このまま闘いを続けることが本当に最善なのかすら分からないという、
誰にも言えない悩みをビクトールだからこそ打ち明けていく。
ビクトールの言葉にⅤでルクレティアが王子に入っていた言葉を思い出してしまった。

「悩むのはいいです。けど迷わないで下さい。
 あなたが迷えば死ななくていい仲間が死にます」

ああ、幻水って考えさせられるよねーって今更に思い直す。

  

アナベルもビクトールのお互いに惹かれあっていたんだと思う。
けど身分違いの所為でビクトールはアナベルに引け目を感じていたし、
アナベルもまたそれを本気で言い出すような柄でもないしな。
Ⅰでは全く女っけの無かったビクトールに、初めて女性が絡んだ瞬間ではありますね。

拍手[2回]

PR

ジョウイの不審な行動

戦争を終えて翌日。
アナベルとの約束通りに3人は庁舎に向かうも、
ぱねぇ喧嘩なやりとりをおこしているシーンに遭遇してしまう。
言い合っているのはティント市市長のグスタフと、
サウスウィンドウの市長グランマイヤー。
そしてアナベルの3人だ。

とても祖父の話など出来なそうな雰囲気に当てられて
口が出せないでいると、アナベルから「夜に来てくれ」と言われて
一旦引き返すことになる。


けれど、部屋に少しだけ残ったジョウイは彼女にとある質問を投げ掛けた。

 

戦争とは何ぞや?
その答えになりそうな答えですよね。
「大切なものを失いたくないから、戦う」

宿屋にいったん戻るもジョウイは別行動をとり、
主人公も自由行動になる訳ですが、庁舎傍に佇んでいるジョウイを見つけます。
しかし、その傍にはまたしてもかげの姿が…。



最近はピリカに対する当たりも冷たくなりつつあるし、
不穏というか、不審な行動を執るジョウイに主人公が尋ねること。
それはプレイヤーで決めて下さい。



意味深な言葉も。

拍手[0回]

ミューズ攻防戦

丘上会議を終えて宿屋に戻るんですが…このタイミングで
ジョウイの装備品を剥いでおかないと後はもう剥げない可能性が高いぞ。
この辺りで剥いでおいた方がBEST。
まぁ、もうジョウイを含めて戦闘もないのでさっさと剥いで、
防御力の高いものはナナミか主人公に付け替えておいた方が得策!

宿屋に戻ればアナベルが出向いており、
フリックとビクトールに王国軍の足止めを頼みこむのだ。
それにジョウイは自ら名乗りを上げ、主人公とナナミの3人で
戦争に参加することを決める。
けれど、アナベルは子供扱いしている訳ではないけれど、
危なくなったら逃げろとか、これは大人の問題だと、
主人公達が参加するのを心からよしとはしなかったように伺える。

そして戦いが終わったら放したい事があるという。


さて戦争。
もうだいぶ慣れた戦争、本当は相当慣れている戦争。
今回はこの戦争でギルバートが仲間になります。
と言っても、何もしないでいればフリックさん達が
勝手に仲間にしてくれるの、逆に変に動くと仲間に出来ないことがあるので
ここはじっとしておいた方がよい!

暫くもしないうちにフリックさんがギルバートを説得して仲間にしてくる。


宿星:ギルバート(地煞星)(後91人)
それにしてもギルバートはこの見た目で設定が36歳というのが信じられん。
どう見ても45~60くらいに見えるだろ。
白髪入ってるよね…?36なの?マジで?


ギルを仲間にして一定ターンを経つと
マチルダ騎士団のマイクロトフ率いる青騎士団が助太刀に来てくれます。
が!カミューが登場し、マイクロトフに退却命令を伝え
マイクロトフは帰ってしまうのです…。
でもArion…この戦いでカミューが来る前にマイクロトフ隊が
やられちゃったんだけどね・笑。

それから暫くもしないうちに、王国軍も一度撤退するので
防衛は叶った訳ですが…不穏なマチルダ騎士団の動きに
ミューズを守り切れるか不安になる面々なのです。

そんな時にジョウイもまた不穏な動きを見せる。

因みに黒づくめの男の正体は「かげ」で、幻水Ⅰでは
仲間にもなっていたキャラクターなのです。
お金で契約し、その盟約は必ず守るという忍者。
しょれっとⅠのキャラがⅡにも出ているという、知っている人には嬉しい設定。
でも話の流れとしては嬉しくない設定。

 

この時のジョウイにとって、その行動こそが
最善で最高の正しい選択だと思っていたのでしょう。
けれど思いきれない、自信が持てないからこそ
そうやって言葉にしてしまう。
正しいのだと思っているからこそ、人は道を間違う事もあると思う。
分かり切った間違いを人はしないはずだから。

拍手[0回]

丘上会議

ではでは気を取り直してストーリーを進めていきましょう。
ジョウイが帰って来て次の日。
ナナミがお祭りがあってる!と意気込んで主人公たちを起こしに来ます。
結局、丘上会議と言う都市同盟の作戦会議なんですが、
それを見に行こうというナナミの提案を呑んで、
三人は宿屋を出ました。


普段開かずの扉になっている丘の上の会議場がこの時だけは開いている。

一番上まで走ってくるとビクトールが待機してて、イベント発生。
 

自分と一緒に付いてくれば中に入れるから行くぞ!
という頼もしい言葉に付いていくが、門番からは
「身分証明なるものを啓示してくれ」と言われ、
「この顔が身分証明だ」といっても「だめです」と一蹴される。
業を煮やしたビクトールはまたも「上手い手」を使おうとするが、
さっとうと現れたフリックによって止められる。


それにしてもこのゲームの開発者は笑いのつぼを押さえているよね。



挙句、興味なさげなフリックの事は門番もしっかりと覚えていて
「お通り下さい」とか言われてるもんだから、ビクトールもそりゃ嫉妬するわ。

 

ひと悶着あってやっと中に入った一行。
正直、最初にこのやり取りを見た時は全く意味が分からなかったですがね…
初めの頃は各地の勢力関係や地図的なものも頭の中には入ってなかったから、
何べんもplayして来てやっと彼らの勢力図なるものが分かってきた時、
改めてここのやり取りを読めば、やっと理解出来ましたよ。
グリンヒルが立場上弱い事も、ティントが頑なに軍を出したがらない理由も
グランマイヤーの言葉の意味もその優しさもね。

改めて1回のクリアで全てを分かるようなゲームではないのだなと痛感。



一同に集まったジョウストンの都市同盟各都市の代表者たち。
実はこれ以降、分裂しまくって行くだけなので
これだけの面々が一同に集まってくれるのはこれが最初で最後というね。

反対意見やら不安分子もいるなかで、ミューズ市長アナベルは
全軍の招集を呼び掛けるのですが…どうなることやらね。


そして会議は終了。
終始、置いて行かれた感じに全く話が分からないままに終わる・笑。
ああ、今ならしっかり分かるけどね。



ナナミのこの意見には納得。
まさしくその通りだ!と言わざる得なかった。
でも主人公達も都市同盟に来て日は浅いし、
そんなナナミの意見には賛同するくらいの感じではないかな?

ただ、ジョウイだけは既にこの時、違う感じで見てたみたいだけどな。
ジョウイが一番に離反を決めたのはこの瞬間だと思うの。
相手はまともに戦っても勝てるかどうか分からないくらい
強大な敵なのに、内輪もめを繰り返す都市同盟軍を見て、
ジョウイは任せられないと思ったんじゃないかな?
彼らを相手にして戦い、傷つくのはこの国を生きる人々で、
疲れるのも、失うのも国民だと…。

だからジョウイはこの時、ハイランドの力を持ってして
都市同盟を排し、この地に新しく平和な国を立てるべきだと考えたんじゃないかな?

まぁ、外伝もしたことないから、Arionの勝手な妄想だけどな。

拍手[0回]

待つ

ではではアニタを仲間にしてウハウハなArionは、
この調子で庁舎に向かいました。
アナベルの部屋の前に立っていた役人を殴りつけて退かしたビクトールは
怒り冷めやらぬ形相で部屋に押し入って行きます。

入って早々、副市長という肩書をものともせず
ジェスに殴りかかりそうな勢いで詰問する。

ホント、いい人だなァーって思うよ。

結局ジョウイを助け出すことは不可能と言われ、
居心地悪くなったメンバは宿屋に引き返すことになる。

ジョウイの安否が分からないまま時間を過ごす主人公達に
何も悪くないというのにビクトールが誤ってくる場面がある。

ホントにビクトールさん好きだぁァァ!!
フリックはそういうことは言わないんだよね。
フリックさんもかっこよくて好きだけどさ、
彼氏にするならフリック、旦那にするならビクトールって感じだな。

ナナミはジョウイが帰ってくるかもしれない!と、
ミューズ市前の門前で待つことに決める。
主人公もそれにならって門前に向かう。


この時、何度もナナミには宿屋で待つようにと言い含められるけれど、
Arionは基本帰らないで、門前で一緒に待つタイプ。
一度だけ戻ったことがあるけど、戻ったら珍しくフリックさんが
自分の経験談を語りながら主人公を勇気づけてくれるという名場面が!!
↑ソレ見たさに一度だけやったんだよね。

でも状況から見て言えば、やっぱり門前で一緒に待っててやりたいよな。


暫くもしないうちにピリカもやって来て3人で待つことに。


上の画像と何が違うかって?
よく見ろ!!
ピリカちゃんが寝てるだろ!!笑。

そしてジョウイは帰って来た!


一足先に抱きついたのはナナミ。
その後を追って走ってくるピリカの姿がかわいい。
主人公も走ってくるけど、ちょっと歩いてる感じもする。


何がかわいいってジョウイに抱きついてるナナミ。
ナナミに抱きついているピリカの三人がかわいい。
3等身なニムマムキャラなのになぜ!!こんなにかわいいんだ!!

それにしてもこの時、既にジョウイの中では確固たる決意が生まれているとは
最初にplayした時には全然気付かなかった。
外伝では明かされているジョウイの決意と、今後の行動の意味。
Arionも外伝をplayした訳ではないのでイマイチ掴めない所はあるけれど
ジョウイは一刻も早く戦いを終わらせるために
ジョウストンの都市同盟が負けるという目的でアナベルを殺害し
ミューズを陥落させたのではないかと思います。
早く平和な世の中になってほしいと思う一心で、その手を血に染めた。
けれど、戦いに巻き込まれていくうちに紋章の力と
人の流れと、そんなに簡単ではないという戦争を意味を知ってしまうんだと思います。

結局は紋章の流れに乗ってしまった感じになるんですけどね。

拍手[0回]

Arion's room

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

ブログ内検索

アクセス解析

<<前のページ  | HOME |  次のページ>>
Copyright ©  -- 時空と幻想の狭間で・・・ --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Melonenmann / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]